新潟市役所バスターミナルの歩道部の融雪施設として設置されました。新潟市中心部は、新潟県内でも比較的降雪が少ないことから、下水熱だけで融雪を行う「ヒートポンプレス融雪施設」が採用されています。また、運転制御は路温センサーと外気温センサーにより、省エネ運転が行えるように設計されています。
【施設概要】
施工年度:平成26年度
施工場所:新潟市中央区一番堀通町(新潟市役所バスターミナル)
設置者:新潟市役所
施工者:株式会社興和
採熱部:既設管矩形2400mm×1700mm(更生後)、合流式、
管底設置型採熱管φ17mm×30unit折り返し方式、採熱延長50m
設計下水温度8.5℃
融雪部:融雪面積108m2、融雪能力13.3kW、コンクリート舗装天然石貼、ステンレス製放熱パネル
制御部:路温センサー、外気温センサー、循環ポンプ3.7kW
<システム概要図>
採熱管は、管路幅が2400mmと十分な幅があるため、下水管底部でUターンする片押し方式を採用しています。
バスターミナル歩道の融雪状況
融雪状況と制御盤
循環ポンプと計器類
<融雪設備の稼働状況>
<融雪状況>
採熱管の折り返し部(沈水前)
採熱管の敷設状況(水面下)
採熱管のヘッダー
<採熱部の状況>
下水熱研究
企画・編集
株式会社 興和 水工部
〒950-8565 新潟市中央区新光町6-1
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