(2024年7月25日)
下水道展'24東京が来週7月30日から8月2日まで開催されます。今回も(株)興和が下水熱利用システムを利用した空調・融雪などの各種事例を紹介・展示いたします。ご来場の際は、ぜひお立ち寄りください。
出展:小間番号 3-118
下水熱利用システム、長距離配管気水洗浄工法、管路内水位監視サポートシステム、遠隔制御システム
⇒下水道展'24東京公式サイト 下水道展2024東京 公式サイト (gesuidouten.jp)
(株)興和 出展ページ https://www.gesuidouten.jp/list/detail.php?id=132095&eno=
(2024年2月28日)
優れた脱炭素型の都市の開発事業を表彰する「脱炭素都市づくり大賞」の受賞者が決定しました。令和5年度の国土交通大臣賞は「麻布台ヒルズ」(森ビル株式会社)でした。この取り組みには下水熱利用も含まれており、脱炭素型都市づくりの一助となっております。また特別賞に選定された「小諸市中心拠点コンパクトシティプロジェクト」(長野県厚生農業協同組合連合会浅間南麓こもろ医療センター、他6者)においても下水熱が利用されています。
各地で下水熱利用が行われ、脱炭素社会の実現に寄与する取組が進んでいます。
報道発表資料:優れた脱炭素型の都市の開発事業を表彰します<br>~「脱炭素都市づくり大賞」の受賞事業の決定と表彰式について~ - 国土交通省 (mlit.go.jp)
(2023年9月8日)
10月4日・5日に開催されるけんせつフェア北陸in金沢は、「みて、ふれて、知る新技術・新工法」をテーマにした新技術等の情報交流の場です。このフェアの中で、(株)興和のもつ新技術とともに、下水熱を利用した融雪・空調への取り組みを紹介します。ご 来場の際には、ぜひお立ち寄りください。
出 展 :小間番号:N-1
下水熱利用技術、地中熱利用技術、集水井点検カメラ、ICT法面・法枠工法、ST集排水工法 ほか
けんせつフェアHPはこちら→https://www.fair-hokuriku.jp/
けんせつフェア北陸・富山での出展の様子
(2023年8月10日)
森ビル株式会社様のプロジェクト・麻布台ヒルズでは、環境負荷低減への取り組みとして下水熱を冷暖房熱源の一部へ利用します。下水熱の活用でCO2排出量の削減を目指す新しい街は11月24日開業とのことです。
引用:https://www.mori.co.jp/projects/toranomon_azabudai/
麻布台ヒルズプロジェクトサイト:https://project.azabudai-hills.com/
【展示会】下水道展'23札幌開催中
(2023年8月1日)
下水道展・開催中です。下水熱を効率よく融雪に利用する「ヒートポンプレス下水熱利用融雪」ほか、下水熱利用の研究成果と下水にかかわる技術を展示しています。
ご来場の際には、ぜひお立ち寄りください。
出 展 :維持管理 小間番号:S3-24
プレゼン:「管底設置型下水熱利用システムの導入事例について」 8 月 3 日 11 時から
興和ブースの様子
下水道展'23札幌オープンサイト公開
(2023年7月3日)
下水道展'23札幌に出展します/プレゼンします
(2023年5月31日)
下水道展’23札幌が 2023年 8 月 1 ~4 日に札幌ドームで開催されます。(株)興和は10年前から下水熱利用に取り組み、平成30年より積水化学工業株式会社および新潟市とB-DASHプロジェクトにて省エネ型の下水熱融雪の共同研究を行っています。展示・プレゼンでは B-DASHプロジェクトの成果を中心に、弊社が取り組んでいる融雪・空調等への下水熱システムの導入事例を紹介します。
出展:維持管理 小間番号:S3-24
プレゼン:「管底設置型下水熱利用システムの導入事例について」 8 月 3 日 11 時から
下水道展’22東京の様子
下水熱採熱管のリアルサイズ模型。今年はミニ模型になるかも?
EE東北'23に出展します/プレゼンします
(2023年5月30日)
EE東北’23 が 2023 年 6 月 7~8 日に夢メッセみやぎ(宮城県仙台市宮城野区港3-1-7)および近接会場で開催されます。新技術展示会では、興和が普段取り組んでいる業務とともに、ヒートポンプレス下水熱融雪を含めた下水熱利用について展示・紹介します(小間番号A-32)。新技術プレゼンテーションでは「下⽔熱利⽤システム」を 6 月 8 日 11:30(予定)より発表します(発表番号A-18)。現在も取り組んでいる自主研究についても紹介しますので、ぜひお越しください。
EE東北’23 ホームページはこちら→ HOME|EE東北'23 (ee-tohoku.jp)
建設中の札幌市中央複合庁舎の工事現場で導入される下水熱利用設備を PR 中
(2023年4月14日)
現在札幌市で建設が進められている中央複合庁舎には、下水熱を利用した融雪設備と空調設備が導入されます。工事現場を囲うフェンスに、下水熱を利用する場所、下水熱融雪概要、下水熱の採熱方法について、大きく紹介されています。
札幌市が下水熱についてガイドラインやポテンシャルマップを公開
(2023年4月7日)
下水熱を利用するにあたり、どのようなことに利用できて、それに対しどのような効果がありどのくらいのコストがかかるのか、という検討が必要です。札幌市では下水熱の導入メリット、設計方法、費用の計算方法、設計事例を取りまとめた「札幌市下水熱利用ガイドライン」と、札幌市のどこに利用できる下水熱がどのくらいあるかを示した「札幌市下水熱ポテンシャルマップ」を公開し、再生可能エネルギーの一つとして注目されている下水熱の利用に取り組んでいます。
地下熱利用とヒートポンプシステム研究会が「うららこすど」を見学
(2023年3月7日)
地下熱利用とヒートポンプシステム研究会(一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター)は新潟市で、融雪施設と地中熱・下水熱空調施設を見学しました。参加者は北海道大学の長野克則教授をはじめとする23名で、新潟市中央区の興和ビルの地中熱空調、国道8号新潟バイパスと国道49号亀田バイパスのヒートポンプ融雪施設、そして、うららこすどの下水熱空調施設を見学しました。
当日は快晴、気温は15度と春本番を思わせる陽気で、花ステーションの施設内には特産のボケの花のほか、クリスマスローズなどが咲き乱れていました。一行は下水熱を採熱している下水道管をマンホールから覗き込み、室内に設置されているヒートポンプを見て回りました。
下水道マンホールを見学
人が集まっているところにマンホールがあり、ここから右手の温室に下水熱を送っている
温室内のヒートポンプを見学
これ1台で、温室ハウス暖房を賄っている
マンホール内の送集水管
5mほど下の本管までつながっている
特産のボケ
交配を重ねて一つの木に白や紅色の花がつくという
【展示会】2月8日~9日「ゆきみらい2023in会津」で下水熱を展示
(2023年1月26日)
2023年2月8日~9日 福島県会津若松市の鶴ヶ城体育館で開催されているゆきみらい2023in会津若松 見本市で、(株)興和は管底設置型下水熱利用融雪システムと地中熱ヒートパイプ融雪システムを展示しました。社会資本整備におけるコスト縮減、SDGsを意識したGXの推進は融雪施設の整備においても重要なテーマです。(株)興和が取り組む、下水熱融雪や地中熱融雪は環境に優しくランニングコストの低減につながるGX技術です。歩道の融雪、車道の登坂不能対策としてお役に立てて頂ければ幸いです。
会場の鶴ヶ城体育館
会津若松市内の積雪はゼロ
ここが入口です
8日は17:00まで、9日は15:30まで開催中
ゆきみらい見本市会場
室温は11℃。暖かくしてお出かけください。
(株)興和のブース
下水熱融雪と地中熱融雪を展示しています。
【展示会】ENEX2023 地中熱利用促進協会ブースで下水熱を展示
(2023年2月2日)
2023年2月1日~3日 東京ビックサイト(東4・5ホール)で開催されたENEX2023 第47回地球環境とエネルギーの調和展(主催:一般社団法人省エネルギーセンター)で、(株)興和は下水熱利用システムと地中熱ヒートパイプ融雪システムをNPO法人地中熱利用促進協会の共同ブース内に出展しました。期間中、100名を超える来場者に下水熱や地中熱技術について説明をさせて頂きました。お立ち寄り頂いた皆様に感謝申し上げます。
第3回全国地中熱フォーラム(2月2日東京ビックサイト)
下水熱・地中熱の展示説明
(地中熱利用促進協会共同ブース、2月2日)
寒梅の香り漂う「うららこすど 花ステーション」はあったかい!
(2023年1月31日)
新潟市秋葉区にあるうららこすど花ステーションは、特産の花きの直売所です。この季節は寒梅が所狭しと並び温室の中は甘い香りで一杯になっています。ここでは、7年前から下水熱ヒートポンプで暖房を行っています。当初はそれまで使用していた燃油暖房機(ハウスカオンキ)も併せて使用していましたが、現在では下水熱ヒートポンプだけで暖房を行っているとのこと。今年の寒い冬も、室温が7.5℃まで下がるとヒートポンプが運転し、13℃程度となるようにしているそうです。今日の室温は日差しもあって16.9℃とあったかい。
うらら小須戸花ステーション
温室内には寒梅をはじめ花々が並んでいる
温室内のヒートポンプ
画面中央の窪みが下水管の入り口
ここから山手に向かって採熱管がある
2023年1月25日 10年に1度の寒波襲来 新潟市の下水熱融雪は?(続報)
(2023年1月25日)
居座る冬将軍。新潟市も数年ぶりの真冬日となりました。朝9時の気温は-4℃で強い北風。設計熱量を上回る厳しい天気の中、2箇所の下水熱融雪施設はかなり健闘(写真1、2)。午後1時すぎになっても気温は-1℃で相変わらずの北風。それでも朝からの降雪が少なかったこともあり、歩道も車道も徐々に融雪が進んでいました(写真3,4)。真冬日であっても下水温度は9.8~10.3℃と安定していました。
(写真1)新潟市役所前歩道 朝9時頃
歩道が一面雪に覆われていますが、よく見ると融雪が始まっています。
(写真2)新潟小学校前車道 朝9時頃
圧雪にはなっていますが、融け始めています。
(写真3)新潟市役所前歩道 午後1時過ぎ
吹雪の中でも融雪が進み、舗装が出始めています。
(写真4)新潟小学校前車道 午後1時過ぎ
こちらも融雪が進み、徐々に舗装が出始めています。
2023年1月24日 10年に1度の寒波襲来 新潟市の下水熱融雪は?
(2023年1月24日)
10年に1度という大寒波がやってきました。新潟市中央区内でも午後から天気が荒れだし、時より地吹雪でホワイトアウトになるほどです。そこで、下水熱利用融雪の状況を確認しました。(写真1) は新潟市役所前の歩道融雪施設です。外気温は-1.5℃、下水熱温度は9.4℃あり、下水熱だけでしっかりと融雪されていました。また、(写真2)は新潟小学校前の車道融雪施設です。ここはB-DASH実証事業で設置された施設で、ここも問題なく融雪されていました。
大寒波が来ても負けずに融雪できる下水熱。下水に捨てられる熱エネルギーが雪国で活かされています。
(写真1) 新潟市役所前歩道融雪施設(2023.1.24)
(写真2) 新潟小学校前車道融雪施設(2023.1.24)
札幌市が「雪を融かしている!? 下水のもつ熱エネルギーのひみつ」を公開
(2022年8月)
札幌市下水道河川局は、市内にある下水の熱を使った雪処理施設についてのYouTubeを製作しています。
市内には、融雪管、融雪槽、下水道管投雪施設、地域密着型雪処理施設、流雪溝の5種類があり、冬期間に学校プール約3500杯分もの雪を処理しているそうです。(動画は約11分)
下水道展’22東京で下水熱利用を紹介しました
(2022年8月)
2022年8月2日~5日に東京ビッグサイトで開催された国内最大の下水道に関する展示会「下水道展」で、株式会社興和は、管底設置型下水熱利用融雪システム、管路内水位監視サポートシステム、気水洗浄工法を出展しました。お立ち寄り頂いた皆様に感謝申し上げます。
(2022年5月)
ヒートポンプレス下水熱融雪システムの開発で、株式会社興和・積水化学工業株式会社・新潟市の共同研究体は、2021年度日本雪工学会技術賞を受賞しました。
この研究体では、国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)が下水道革新的技術実証事業(B-DASH プロジェクト)の一つとして公募した、下水熱を利用した車道融雪技術開発に、「ヒートポンプ レスで低 LCC と高 COP を実現する下水熱融雪システムに関する研究」で応募し取組んできました。その結果、ヒートポンプなどの加熱装置を使うこと無く、下水道管底部に設置した採熱管と道路舗装内に埋設した放熱管の間に送水ポンプだけで不凍液を循環させるシステムを開発しました。ここで、採熱管と舗装コンクリートでそれぞれ従来品よりも高熱伝導な素材を配合することで、採熱と放熱の効率を高めることに成功しました。これらの開発により、低LCC(ライフサイクルコスト)と高COP(成績係数)を達成させました。この成果は2021年に国総研からガイドラインとして公開され、今後の下水熱利用に活用されることが期待されています。これらの功績により、日本雪工学会技術賞に選定されました。
(2022年1月)
内閣府政府広報室の海外向け広報誌「HIGHLIGHTING Japan」2022年1月号#164「日本の雪国」で下水熱利用融雪システムが掲載されました。
システムの概要ほか、下水熱を使うメリットや技術開発のポイントが紹介されています。ぜひ公式サイトからご覧ください。
公式サイト
HIGHLIGHTING Japan
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/20220101.html
「月刊下水道」で“降雪地域の下水熱”の特集
(2021年10月)
月刊下水道2021年10月号(環境新聞社)で、降雪地域の下水道特集が組まれています。
積雪寒冷地域における冬期路面対策としては、従来、地下水を散水する消雪パイプ、電熱線を埋設するロードヒーティング、石油炊き・ガス炊きボイラーや空気熱源ヒートポンプにより温水を生成循環させる融雪施設が一般的でした。本特集では、近年研究開発が進む、下水熱を利用した雪対策について、札幌、青森、富山、新潟、横浜の事例について、その開発者や道路管理者から報告されています。
(2021年6月)
「東京都下水道局と下水熱利用事業に関する協定を締結」
※森ビル記者発表のリンクはこちら(PDF)
下水熱研究
企画・編集
株式会社 興和 水工部
〒950-8565 新潟市中央区新光町6-1
TEL 025-281-8816
FAX 025-281-8835
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